後の祭よ3

ランチ後、さらにあたりをブラブラし、夕方滞在させてもらう親戚の家へ。

おばちゃんに鱧寿司(美味い!)をごちそうになり、19時頃、宵山へ。

同い年、アラフォー女子の親戚Aちゃんが付き合ってくれた。

 

地下鉄から地上に出ると、もう提灯に灯りがともっている。

暮れゆく空に映えて、とても美しい。昼間もいいけれど、やっぱり宵山。巡行よりなにより、宵山の風情が一番好きだ。

北観音山からは、祇園囃子の音。コンチキチン。

 

「♪厄除け 安産の お守りは これより出ます 常は出ません 今晩限り 御信心の御方様は 受けてお帰りなされましょう♪」

粽やお守りなどを売る、かわいらしい子供の歌声も響く。こういう経験ができるなんて、ほんとにうらやましいなぁと思う。私は右京区で育ったため、祇園祭には縁なかったなぁ。

 

祇園囃子の囃子方、かっこいい!私が男やったら、絶対に囃子方になりたかったと思う。

 

人出が前祭の約20分の1ということで、そこまでの混雑ではなく(と言ってもまぁかなり混んではいるけど、去年の前祭の宵山の比ではない)、風も吹いてきて、そぞろ歩くにはなかなかいい感じ。

 

一番混んでいたのは、大船鉾。

やっぱりかっこええなー!

 

北観音山、南観音山、大船鉾には囃子方が乗っていて、やはり特に華やかに感じる。

 

ぶらぶら歩いていると、一段と熱のこもった祇園囃子が聞こえてきた。休み山である鷹山の町内からだった。山はないが、復活をめざし、囃子方の育成を進めているのだそう。しばらく聞き入っていたのだが、じーっと聞いていると、フレーズのループと、囃子方の熱と、宵山の雰囲気とがまじりあって、軽いトランス状態になるくらい、熱くて心地よい音楽であると感じたのだった。やはり祭というのは、非日常であり、ハレの日なのだ、と改めて思った次第である。

 

 

【2017.07.27 Thursday 23:41】 author : moriyaan518
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後の祭よ4

明けて、24日。いよいよ山鉾巡行である。

昨年と同じ失敗を繰り返さぬよう、前の晩は早く寝た。すると、やっぱり朝、ちゃんと起きれるな。

 

地下鉄で市役所前へ。かなりの人出ではあるが、前に山鉾巡行を見たときよりもずっと少な目。河原町御池の交差点から少し下がったところに立って待つ。

 

意外と、来ない。9時半スタートと聞いていて、後祭は前祭とは逆のコースをたどるので、烏丸御池が出発点。そこからわりと近いので、もう来るはずやねんけどなー。

この日も曇りがちで、暑いけど、耐えられないほどではない。

 

あ。

 

きたー。

 

後祭の1番手はくじ取らずで「橋弁慶山」。

牛若丸と弁慶が五条大橋で対面する場面を現しているとのこと。

五条大橋と言えば、昔おじいちゃんが「♪京の五条のOn the Bridege〜 Big Manの弁慶が〜♪」って、五条大橋を車で通るたびに歌っていたなぁ(どれだけの認知度があるのかは知らんけど)。

 

次は「北観音山」。くじ取らずで2番手。

ここで私は生まれて初めて、辻回し(90度曲がる方向転換)を生で見たのだ!

鉾の構造上、曲がるのがえらい大変なのだ。

 

段階1:北観音山は東を向いている

 

段階2:細く割った青竹に水をかけ、それらを車輪の下に敷く。「えんやらやー」の掛け声とともに、横向きに引っ張ると、車輪が竹の上を滑って少し方向転換ができた状態。

 

段階3:3回目。あとちょっと!がーっと引っ張る時にはかなり山が揺れるので、屋根の上の人が落ちないか本当にドキドキする。。。

 

段階4:90度の右折に成功(この後四条河原町でも同じことをして、今度は西に向かう)

 

雅な祭だと言っても、この辻回しはすごくダイナミックで盛り上がる。

生で見ることができるなんて、ちょっと嬉しい。無理やりにでも休んで大正解であった。

 

【2017.07.27 Thursday 23:25】 author : moriyaan518
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後の祭よ2

祇園祭の後祭は、前祭に比べてちょっとマイナー。

山鉾が前祭は23基、後祭は10基。

前祭には長刀鉾や、月鉾、蟷螂山など、メジャーどころが多いし、宵山は四条通も烏丸通も歩行者天国になる。出店もたくさん出て、まぁすごい賑わいになるが、後祭は出店もなく、車が通行止めになるのは新町通りや室町通りあたりだけ。人出も、前祭の20分の1程度らしい。

でも、だからこそ風情があってええよー、と親戚は口々に言うのだった。

 

ランチの前に、絶対に見ておきたい大船鉾へ。

蛤御門の変で焼失して以来途絶えていて(京都的スケールの歴史やなぁ。。。)、2014年に復活した大船鉾。見た目、むっちゃかっこええ!昼間からずいぶん賑わっていたのだった。あぁ、宵山が楽しみ。

 

で、ランチ問題。

暑い中並ぶなんて絶対無理、と思い、けっこうがんばって歩いて、京都市役所近くの中華料理「鳳泉(ほうせん)」へ。

子供の頃から通っていた人気中華料理店「鳳舞」閉店後、その流れをくむこの店には時々行っていたのだが、特にランチメニューもセットメニューもなく(単品注文のみ)、「鳳舞」時代よりはかなり良くなったとは言え、比較的ぶっきらぼうな接客態度など、なかなか濃いめのお店なのだが、ここの春巻きは宇宙一なのである。美味しいものを食べさせていただく、謙虚な気持ちで春巻きと対峙する。あー。ほんま、サイコー。

 

【2017.07.26 Wednesday 22:34】 author : moriyaan518
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後の祭よ1

日曜日、朝の新幹線で一路、京都へ。

祇園祭の後祭を見に行くのだ。

去年は有名な前祭を見に行き、宵山のあまりの人出にすっかりぐったりした挙句、翌朝完全に寝坊し、KBS京都のテレビ中継で祇園祭を見た私であるが、親戚から「後祭もええよー」と言われたので、今年はきっと後祭に行くぜ!と決めていたのだ。

 

京都は曇り空。まぁ、暑いけど、覚悟していたほどではない。

京都駅から四条へ移動。地上に出ると、おお!

これは四条通を背に、新町通りを見た図。

せまい道の真ん中にどどーん!と南観音山が建っている。ああ、祇園祭。

 

 

近づいてみると、こんな感じ。道の7割くらいを占めているので、人間は山の両脇を通る。祇園囃子はまだ聞こえないけど、ええ感じやなぁー。

 

南観音山のサイド。山も鉾も、本当に装飾が美しい(そしてむっちゃ高価)。

 

南観音山を過ぎてさらに新町通りを北上すると、北観音山。

かつて祖母が入院していた病院のすぐ横に建てられていて、個人的にちょっと思い入れが深いが、南観音山と激似のため、どっちがどっちかいまいち分からないのだった。

 

あたりでは、「屏風祭り」。家に伝わる屏風や名品を開放してくれるしきたりである。いやはや、こういうところの名家は、持ってるお宝も凄いのだ。我々庶民はありがたく見させていただくのみである。

 

あー。あつー。

曇っていると言っても、やっぱり暑い。歩いているとかなり汗をかく。っていうか、13時を過ぎているけど、まだお昼食べてない。しかし、候補に考えていた四条辺りのお店は軒並み行列。うー。お昼、どうしよ?

 

 

【2017.07.25 Tuesday 22:32】 author : moriyaan518
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後祭・巡行

コンコンチキチン。

祇園祭の後祭、巡行見物。交差点で90度方向転換する”辻回し”もばっちり見えた。

祇園祭日記はまたアップします。

1泊の慌ただしい旅だったけど、無理してでも行って、ほんとによかったー。

 

【2017.07.24 Monday 22:48】 author : moriyaan518
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