<< 昨今の髭事情 | main | 傘がない >>
Sukoshi Fushigi

人生何度目かの「藤子・F・不二雄短編集ブーム」到来。
自室の本棚から藤子・F・不二雄先生の短編集を引っ張り出しては読んでいるのだった。ほのぼのだったり、ブラックだったり、ロマンチックだったり、ナンセンスだったり、バラエティに富んでいて、かなりドキッとする話もあるけれど、どれも骨格にF先生の優しさを感じる。というか基本的に、話が非常におもしろいので、久々に読んでも、前読んだのに「おもしろーい」となるのだ。
物語自体は古めいた感じは一切しないけど、端々に“時代”を感じさせる部分が出てくる。これらの短編が書かれたのは、ほとんどが80年代。その時代独特の「世紀末観」が随所に見えて、80年代に小学生を生きていた自分としては、かなりぐっと来たりする。例えば、核の話。環境汚染の話。人口爆発の話。世間も世界も全然分からない子供なりに、それらについての不安や危機感を、時代の空気から漠然と感じていた少女時代だったけれど、やはりF先生から(つまり大人から)見ても、80年代には核や環境問題に対する、けっこう切迫した危機感が確かに存在したのだなぁ、と再認識。
あれから20余年経った今、当時の諸問題が解決どころか悪化したり複雑化したりしている様を、F先生はどんな気持ちで見ておられるのかしらん。
【2007.04.06 Friday 22:38】 author : moriyaan518
| - | comments(3) | trackbacks(1) |
スポンサーサイト
【2017.04.26 Wednesday 22:38】 author : スポンサードリンク
| - | - | - |
この記事に関するコメント
体の弱い者がデスクワークをし、肉体労働をする健康的な者が尊ばれるという未来を描いた作品が飲食的でした。
あれはなんというタイトルだったっけ。
| さいとう | 2007/04/10 1:34 AM |
こんにちは(・ω・)ノ
相撲マニア兼藤子ファンのgansです(笑)
短編集おもしろいですよねえ・・
「超兵器ガ一號」初めて読み終えたとき、開いた口が
30分くらいふさがらなかったのを覚えています。
小池さんのUSDマンなんかもかなりすごいですが・・
森川さんの一番のお気に入りはどの話ですか?
| gans | 2007/04/12 8:15 AM |
>さいとうさん
あー。それは存じ上げないですねぇ〜。近所の本屋さんに
あった短編集は全部買い占めたのに、まだあったのかー。
探さなければ!

>gansさん
基本、後味が悪くないのが好きですねえ。ブラックな
終わり方の「カンビュセスの籤」とか「箱舟はいっぱい」
なんかもゾワゾワしていいんですが、「親子とりかえばや」
「イヤなイヤなイヤな奴」なんかが好きです。
F先生の短編集、何ヶ月かに1回、ついつい読みたくなるん
ですよねー。
| 森川アキコ | 2007/04/15 11:14 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://moriyaan518.jugem.cc/trackback/1056
トラックバック
レジ袋からエコバックへ
環境問題になってきたレジ袋。エコバックやマイバックを持つ人も増えてきていますが、やっぱり便利だからまだレジ袋を使っている人も多いのでは?でも最近ではおしゃれなエコバックも増えてきましたね!・・・ 不要の際は削除して下さい。
| エコバック マイバック | 2007/04/07 4:07 AM |