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偶然は偶然

先日の「ウイークエンド・シャッフル」の推薦図書特集で取り上げられていた『偶然短歌』、おもしろかった。

Wikipediaから、意図せず五七五七七になる文章を抜き出すプログラムによって、偶然生まれた短歌たちが収録されている。

 

ギタリスト二人のうちのどちらかがリードギターの役割となる

(「リードギター」より)

 

細菌が繁殖しない状態を維持することが重要とされ

(「おにぎり」より)

 

脈絡なく五七五七七であるというだけで切り取られてくる言葉。その偶然性に吹きだしたりもしつつ、不思議な魅力に惹かれたり。

わだかまりがちな頭の中がふっと緩む感じが心地よかった。

 

私のお気に入りはこれ。

 

照らされて雨露が輝く半分のクモの巣だけが残されていた

(「くもとちゅうりっぷ」より)

 

偶然は必然、なんて言うけれど、これを読む限り、偶然は偶然だからこそステキなんだわ、と思うのだった。

 

 

【2017.06.08 Thursday 23:59】 author : moriyaan518
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【2017.06.22 Thursday 23:59】 author : スポンサードリンク
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この記事に関するコメント
昔新聞の見出しで、
「貨物船 テトラポットに 乗り上げる」
というのがありましたね。
| しま♪さん | 2017/06/09 8:05 AM |
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